・症状
上顎突出とはいわゆる出っ歯のことで、上の歯が下の歯よりかなり前方にある状態のことです。
これを正常な位置に修正する手術です。
・方法
口の中から切開し、上顎部の骨を切り、通常は両側の4番目か5番目の歯を抜きます。
その隙間を利用し、骨を後方にずらした後に、金属プレートやワイヤーで固定するセットバックという方法になります。
・術後の注意点・経過
- 検診:
- 術後1日目から3日目の間に一度。
1週間後・1ヵ月後・3ヵ月後に、状態に応じて診察していきます。
- 抜糸:
- 溶ける糸を使用しますので、不要です。
- 固定:
- 腫れやむくみ防止の為、最低3日間圧迫固定を行います。
- 腫れ:
- 上顎部の腫れが2週間くらいです。
これを早く抑える為に、フェイスバンドで圧迫してください。
日中が無理な場合は、夜間必ず着用してください。
唇が腫れる場合もありますが、徐々に消失していきます。
- 内出血:
- まれに出る場合もありますが、1〜2週間程度で消失します。
- シャワー:
- 1回目の検診後から可能です。
- 入浴:
- 3日後から可能です。
- 食事:
- 1〜2週間はなるべく柔らかい物を摂取するようにし、固い物は避けてください。
・手術の限界
上の歯と下の歯の位置関係を変える手術ですので、必ずしも正しい噛み合わせを得ることはできません。
また、多少歯の間に隙間が出来る可能性もあります。
更に、発音が今までと少し変わる可能性もあります。
ただし、日常生活に支障きたす状態や美的を損なうことはありませんのでご安心下さい。
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